高槻市ってどんな街?

歴史情緒溢れる街

高槻市についての見解を現代人目線で語った後、次に必要なのは歴史的観点から見る街が成り立つまでの記録を紐解くことだ。これから住む街の歴史がどうか、という点は案外誰も気にしないものでしょう、筆者も昔はそうだった、ただ調べてみたら実は近所にそれこそ名のしれた日本庭園があったと知った時は、ただ漠然と住んでいるだけでは勿体無いと思い知らされたものです。やはり住むのであれば、最低限居住区と定めている場所から徒歩10分圏内に何があるのか、くらいは頭に入れておきたいところだ。面倒くさいと感じるかもしれないが、探してみると意外な面白さと遭遇できるかもしれませんよ。

さて、そんな高槻市について歴史的観点からした街並みについてですが、山を背景にした景観の良さがとてもインパクトのある光景となっています。それは美点であり、決して汚点と呼ばれるべき場所ではありません。田舎だと罵る人や、観光名所事態がないと仰っている人もいるかもしれませんが、それほど見るところがないわけではない。街を探してみたら、実はこんなところに習ってきた日本史の勉強に通じる部分がある、なんて発見も出来るからだ。

そんな中でも個人的に高槻市という街を紐解く鍵としたいのは、中世の時代における『隠れキリシタン』たちにとって意味のある街だったという点です。文字通り、キリスト教を崇拝しながらも時の政権によって弾圧され宗教的自由が得られず、政権の波風に煽られることがないように多くの信者たちが暮らしていた。知らなかったという人もいるでしょうが、昔から住んでいる人たちの中には家系的に血筋を引いているという家柄もまだ存在しているかもしれません。

高槻市に住みたい

復活祭が行われたことも

高槻市がキリスト教と強く結びついたのは安土桃山時代の時からだ。当時最も天下に近いとされた織田信長が大成していた時代、キリスト教を寛容に受け入れていた彼の影響を受けたと見るほうが早い。そしてその影響を実感するまでに至ったものとして、当時高槻市を収める大名がキリシタンだったこともあって、領内でキリスト教を信仰する人が軒並み増えていったという。こうした背景により、高槻市では日本で初めての復活祭が行われたことでも知られています。

かなり盛んに行われていたこともあって高槻市に行くことは、キリスト教と直に触れ合い、信仰上の改宗を意味していたほどだ。ただ熱烈な信者が多ければ多いほど、時が徳川家へと覇権を握ることにより、弾圧を受けることになるのも目に見える。

隠れキリシタンたちの里として

高槻市に住む人々も幕府の施策であるキリスト教の信仰を禁止する動きへと傾き、全国各地のキリシタンの人々は苦しむことになる。踏み絵などを用いてキリシタンかどうかを判別されるため、信者に取っては拷問に等しき蛮行だったでしょう。ですが一度知った神の教えを忘れることなど出来ないとして、表向きは神仏への信者として振る舞いながらも実はキリスト教信者といった人も多かったという。

隠れながら信者として振る舞い続けるということの辛さは想像に難くない。誰に悟られること無く、普段と変わらない日常を過ごしながら生活するというハードルを切り抜けるため、高槻市という街は焼きに立った。

周辺地域の環境を利用してか、高槻市は明治時代に宗教の自由が解禁されるまでは『隠れキリシタンたちが安心して暮らせる』街として機能するようになる。

昔から住んでいる人たちの中には

こうした歴史的背景から、高槻市に住んでいる人たちの中には先祖代々からこの地に住んでいるという人が多いとする。そうなると中には安土桃山時代の頃から長く土地に根を張るよう、一族の家系を繋いでいた人たちも多いだろう。今でこそ宗教は何を信仰しようと構わないとする判断されますが、キリシタンへと改宗した人たちにとっては高槻市は一種の楽園と呼ぶべき象徴的な存在と見られていたのではないでしょうか。隠れキリシタンたちが住まう里といった、まるで日本の忍者が住まう隠れ里みたいだ。

高槻市にはそういう側面も存在していたと知れば、街に対する見方も変わってくるでしょう。

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のどかな環境を活かして

高槻市がキリスト教と深く関係している、という点もそうですが土地柄的な印象も強い、三島地方においては最初の米作が行われた場所としても知られている。更には日本国内でも有数の古墳群地帯としても知られているので、各時代における有名・無名な古墳が多く現存している、日本史として切り離せない歴史的側面を内包した土地柄だ。

この街には観光名所がないそう断言する意見も散見していますが、日本という国が辿った一側面を垣間見るという意味ではこれほど有意義に知識を集められる土地もそうそうないでしょう。実際、高槻市内には近隣にあるだけでも7ヶ所も教会があるので、高槻市を語るとするならキリスト教はまず外せません。

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